どうして自分は高卒なのか・・・
コンプレックスは部外者からすると、「え?どうしてそんなことで?」という内容だったりします。
しかし当の本人はそのことでいつも悩み、その影響で生活がままならなくなったりする人もいるほどです。
中には自殺する方、自殺未遂をする方もいらっしゃいます。
もちろん高卒コンプレックスでそこまで追いつめられてしまう人もいるのが実情です。
他に楽しいことや幸せなことがいくらでもあるはずなのにです。
それほどまでに深刻な高卒コンプレックス。
どのように対策をするべきなのでしょうか。
原因と発症のキッカケ
そもそもどうして高卒だということだけでコンプレックスを持ってしまうことになるのか。
一般的な原因は社会に出てからの学歴差別にあると言われています。
昔に比べると、年々学歴社会は薄れていく傾向にあり、これから先もその傾向は続いていくでしょう。
『高学歴=優秀』
と決めつけると良くないということに皆が気づいてきたからです。
しかし特に大手では学閥と呼ばれる体制は尚強く残っており、歴史のある大企業になればなるほど、優秀ではないが同じ大学の後輩に重要なポストを任せるというケースが多いようです。
学閥の強い企業だと、逆に違う大学だからというだけで虐げられたりすることもあり、大学を出ていないとなると更に酷い扱いもあるというのが実情です。
場合によっては低学歴というだけで、社内イジメにあうこともあるようです。
高卒だというだけでそのような扱いを受け続けた人間は、だんだんと高卒という学歴が恥ずかしく辛くなります。
それこそが一般的な高卒コンプレックスの始まりです。
家族・恋人・ご友人など、周囲の方ができること
周囲の方にできることはそれほど多くありません。
コンプレックスはむき出しの傷口のようなもので、触れれば触れるほどズキズキ痛むのです。
そのため大事なのは「触れないこと」。
いつも通りに接して、ただただ傍にいてあげるだけで良いのです。
そして本人から相談してきた時は、辛抱強く聞いてあげましょう。
アドバイスは無用です。
本人は常に学歴コンプレックスの悩みについて考えているので、他人から言われることのほとんどは、すでにわかっていることです。
わかっているけど、できていないことなのです。
人は喋ることで思考整理ができると言われています。
聞いて共感してあげることに徹するだけで、そのお手伝いをすることが大切です。
周りが克服させることはできません。
克服する当人をサポートすることしかできないのです。
高卒コンプレックス克服方法
高卒コンプレックスを克服する方法として最も良い方法は、根本的原因を取り除くというものです。
わかりやすく言うと、大学を卒業するということです。
ほとんど全てのケースにおいて、高卒コンプレックスを取り除ける手段となります。
誰でもわかる方法なのに、なぜ誰も大学に行かないのか。
答えは「無理だと思っている」からです。
その理由としてはこういったものがあります。
- 自分の頭はデキが悪いから難しい。
- 大学に通う費用がない。
- 大学に通う時間がない。
それでは1つずつ、その不可能な理由は解決できるということをご説明します。
1.自分の頭はデキが悪いから難しい
大学へ行くことを具体的に計画したことがない人は、「大卒=頭が良い」と思っているケースが多いです。
しかし実際は大学といってもピンきりで、いわゆる「バカ」と評価させる人でも普通に入れる大学はいくらでもあります。
また、超一流大学を除けば、誰でも目的意識を持って本気で頑張れば受かる可能性は高いようです。
目的意識なく親や先生に勉強を強要させられていたり、自分にはできないと最初から諦めているから、それが障害となって学力はなかなか上がらないのだそうです。(某塾講師談)
2.大学に通う費用がない
大学に通う費用は安くありません。
ここでは学費以外の費用(教材費・生活費)や特殊な学部(医学部等)は割愛しますが、卒業するまでの4年間で300万円〜800万円ほどが必要となります。
留年などした場合には、100万単位で上乗せされていきます。
では無理なのかといえばNOです。
中には国立大学など安く抑えられる大学もありますし、ちゃんとした仕事をしながらであれば、生活費を節約することで学費をまかなうことは不可能ではありません。
3.大学に通う時間がない
高卒コンプレックスに悩む方のほとんどは、すでに社会人としてお仕事をしています。
なので大学を卒業すると考えた時、一番の難問が時間となります。
しかしそれは通常の大学しか選択肢に入れてないからです。
社会人が選ぶべき大学、それは通信制大学です。
通信制大学とは
名前の通りなのですが、自宅にいながらにして勉強し、課題をこなし、テストを受け、単位を取得し、卒業までできる大学です。
そのほとんどがインターネットを利用してのものとなります。
もちろん大学卒業証書も貰えます。
通信制大学メリット
- 一般的な大学に比べ、学費が圧倒的に安い。
- 時間的拘束がほとんどないため、空き時間を有効活用できる。
- 国に認められた大卒資格が取得できる。
- 他の生徒と対面することがないため、年齢が気にならない。(30代、40代、50代が多い)
- 入学試験がない場合が多く受験勉強が必要ない。
通信制大学デメリット
- 自分で一人でレポートなどやるべきことをやらないといけない。
- 卒業できる確率が通常の大学より低い。(学校による)
- サークルなど遊びに関する大学生活はない。
強い意志を持たずして入学することはオススメできません。
出席さえしておけばなんとかなる場合もある通学制大学との一番の違いは、基本的に独学だという部分です。
学歴コンプレックス払拭のため、しっかりとやり遂げる覚悟を決めなくてはいけません。
それをクリアすれば、金輪際コンプレックスで悩むことはなくなるのです!
まずは資料を請求してみましょう
情報がなくては悩むこともなかなかできません。
資料を取り寄せるのは無料ですので、まずは資料を取り寄せてみることをオススメします。
当サイトイチオシはサイバー大学です。
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ソフバンクグループの運営する大学で、スマホを利用して講義が受けられるなど、インフラ整備が抜群です。
IT・プログラム・インターネット、ビジネスを学びたい方なら、絶対に選択肢に入れておくべきです。
その他の通信制大学も併せて資料請求しておきましょう。
資料を取り寄せてから自分の目で比較することで、より自分にあった大学が見つかります。
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通信制大学が難しい場合
高卒コンプレックスを克服するための最善の方法は通信制大学で学士号を取得することですが、事情によりそこまで踏み切ることができない人もいるでしょう。
その場合は内なる劣等感と向き合い、徐々に改善していかなくてはいけません。
価値観を変える
高卒コンプレックスは「高卒は大卒に劣る」という価値観の上に成り立っています。
まずはそこを変える行動をしましょう。
もっとも良いのは、高卒で尊敬できる憧れの人と出会うことです。
あなたの周りにいないのなら、サークルや交流会などで人脈を広げることです。
きっとどこかに高卒なのに尊敬できるすごい人はいるはずです。
参考までに、近年の最終学歴高卒の有名人を挙げておきます。
- 宗次徳二(壱番屋創業者)
- スティーブ・ジョブズ(アップル創業者)
- ビル・ゲイツ(マイクロソフト創業者)
- 安藤忠雄(建築家、東京大学名誉教授)
- 堀江貴文(livedoor創業者)
- 河村泰貴(吉野家ホールディングス社長)
比較することをやめる
劣等感、自己嫌悪を起因とするコンプレックスは、他人との比較によって起こります。
ですので最初は意識的に他人との比較をやめるのです。
比較されることの多い環境だとなかなか難しいため、まずはそのような環境を遠ざけることも可能であれば考慮すべきです。
自信をつける
学歴コンプレックスの劣等感を克服した人の多くが、それを上回る自信をつけて克服成功しているようです。
具体的には、資格を取得することで学歴に替わる自信をつけている人が多いようです。
高卒コンプレックスの方は社会人だったり、対人恐怖症などをお持ちだというケースがほとんどですので、オンラインでしっかりと資格取得まで導いてくれるものがベスト。
まずは資料を請求して詳細を確認し、ご検討されてみてはいかがでしょう。
私のオススメはこちらです。
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書店で参考書を買い、独学で資格を取ろうという方もいるでしょうが、あまりオススメはできません。
高卒コンプレックスを克服するためには成功体験を積み重ねる必要があります。
挫折しにくい方法を選ぶ必要があるのです。
資格スクエアは講師に定評がありますので、まずは資料を見て興味のある資格探しから始めましょう。